オーストリアの特産品パンプキンシードオイル

f:id:Kaetzchen:20200527224717j:plain

オーストリアの特産品でパンプキンシードオイルと言うものがあります。ドイツ語では、Kürbiskernöl と言います。
この Kürbiskernöl はオリーブオイルやココナッツオイルのように古くから作られているのではなく、 1800年代後半から作られているようです。1970年代まではオーストリアの一部では知られていたものの、普及が始まったのは1980年代だとか。

このオイルなかなか個性的です。色が黒っぽい緑です。商品によって黒さの度合いが若干異なりますが極めて濃い緑。まさに海苔の色って感じです。
そして匂いも個性的ですごく香ばしいナッツ系の匂いがします。ゴマ油とは全く違う香ばしさです。味に関しては、私的には色と匂いに比べたら全然普通で特に癖があるという印象はありませんでした。もちろんオリーブオイルよりは癖があります。

最初は全く使いこなせず持て余していましたが、スープにたらしたり、サラダやパスタにかけたりして使っていました。特に香りが特徴的なので香りをプラスするような使い方が好きです。アイスクリームにかけてという使い方もあるらしいですが、私はちょっと苦手ですね。この匂いとアイスのコンビはちょっと...
ですがいつものお料理に何か変化をつけたい時にオススメです。

そしてビタミンE、セレンが豊富に含まれています。また、臨床研究ではまだ証明されてないですが、初期の前立腺腺腫にプラスの効果があるとも言われています。
ただ酸化しやすいので早めに使い切る事をお勧めします。